2012年

1月

17日

-013.クルニャンクールの蚤の市<4>

 

<QUINTESSENCE PLAYGROUND>
私、今までのクリニャンクールの記事の中で、12のマルシェがあるとしてきました。が、いろいろ調べてみると、17とか、サン・トアン市のオフィシャルサイトでは14とか、まちまちです。なんせ7haの広さで、2000ものスタンドがあるので、あやふやになってしまうのか、とも。全部把握している人がいるのか?いるんだろうけど・・・そんな世界で一番広い蚤の市の歴史の中で、2010年秋に画期的なことが起こりました。なんと、トレンディーなコンセプトストアができてしまったのです。あ、お取扱い品はあくまでもアンティークや古いものです。それが、今回ご紹介する<QUINTESSENCE PLAYGROUND/カンテサンス・プレイグランド>です。

場所は前にご紹介したマルシェ・ポール・ベールの近く、もとはアンティークの小さなスタンドがひしめく建物だったところをリノヴェして、ロフト仕様にしてしまいました。650㎡という広さの1階真ん中が吹き抜けで2階がギャルリーになっています。ディスプレイもさすがにうまく見せていて、インテリア・ショップのようです。主に、インダストリー系、アンティーク、趣味の珍しい一点ものなどなど、お宝がザクザクなうえ、広いので大きなオブジェやファニチャーもたくさん。

オーナーは、カンヌ映画祭やコンテンポラリー・アートの世界で働いていた人で、経験的にトレンドセッターであり、物を見る目がある。なので、多くのクリエーター(ABC NYC、ジル・サンダー、ラルフ・ローレン、ステラ・マッカートニーなどなど)がショップやショールームのためにとか、内装家やフィリップ・スタルクのような著名なデザイナーまで通っています。オープン後、瞬く間に話題の店になってしまったのは、プロをもうならせる品揃えの良さと、「おお~、欲しい」と思わせるディスプレイのうまさ、見せ方ですね。

う~ん、蚤の市でライフスタイル的なコンセプトストアができるとは夢にも思っていなかったけれど、これが21世紀の蚤の市なんだろうか・・・?できて嬉しいけど、蚤の市は、やはり、ものがあふれかえるスタンドであって欲しい気もしますね、微妙~。
 
info:QUINTESSENCE PLAYGROUND
3, RUE Paul Bert
93400 Saint Ouen
営業時間:金:9h-13h 土・日:9h-18h

〈1月下旬~2月初旬 パリのブロカント、V.G.予定〉
01/21-22  8区/rue Tronchet
               16区/Avenue de Versaille
               20区/Boulvard Menilmontant
01/28-29  13区/Stad Charlety
               17区/Avenue Niel
02/04-05  17区/Place Charles Fillon
02/11-12  16区/Porte Saint Cloud
中止・延期になることもあります。ご了承を。(早朝・午前~18h、19hごろまで)

今月の「小躍りしながら購入した逸品」-013.
<もう、絶対買い! 逃しませんで~の一点。>
 
昔のレゴ・システム30個ぐらいをまとめ買い。

踊りだそうとしたら、30秒後に到着したレゴ・コレクターのおじさんに地団駄を踏まれてしまいました。

今月の「なんでまた こんなの買っちゃったんだろう・・・」-013.
<徹夜明けで通うこともあるブロカント、まさにまがさしてしまい、、、>
 
木製のサランラップやアルミ箔入れ。きちんとカット用の刃がついてます。
よくトイレットペーパー入れとセットで出ています。購入後、後悔の念が・・・

今月の「これは何でしょう?」-013.
<これは何に使うもの?と聞いてみなくちゃ、わからない。>

ヒント: 高さは16㎝ぐらいで、3つに分けて使用します。
 
*012の正解: <フランスの道路地図
ブルーの部分を左右に御開帳すると、フランスの所要幹線道路地図が出てきます。
両面仕様。70年代ぐらいのお品。

colunm by Takaki
ジャーナリスト、コーディネーター、クリエーター
何でもコーディネートしちゃいます
ブロカント品のバイイングもメイン仕事の一つ
BRUTUS誌にパリのコラム連載中