一緒に住まないとわからないこともあるものでして。
8月7日、娘が嫁とともに湘南のこの家に一時帰省しました。
パピーはどれほどその時を待ち望んでいたことか。最近はSkypeもしていないし。
あった瞬間「パパ〜ァ〜」と胸に飛びついてきた。こちらもガッシリ抱きしめたのでした。いや〜、いいなぁ〜、やはり生の娘は。ジ〜ン。なんだかんだと忙しさのドツボにいたパピーでしたが、少しでも一緒にいたいがために、東京から急いで帰って、お風呂に入ったり、おねんねの子守話をしたりしました。
で、でです。いままで知らなかったけれど、なんとヒョウキンなことか! 「一体、誰に似たのかねぇ〜?」と嫁と話すほど、ノビノビと完全お笑い系に育っていたのでした。
「タリラリラ〜ァ〜」となんだか自作の妙な歌を歌いながら、ヘンテコなダンスをするのです。これがかなりオモシロイ(笑)。ときにはビョークみたいなシナを付けて、英語だったり日本語だったり。インター生活で、アメリカンなノリになっちゃったんでしょうかw。
オキナワでできないことも、いろいろしました。クラフトの先生のアトリエで工作の宿題でエンピツ立てを作ったり、流れる(娘いわく、流される)プールや波のプールに行ったり、交通公園でカートに挑戦したりしました。ママ友たちとそのコドモたちとあったり、オキナワからこちらに戻ったボーイフレンドのサッカーの試合を見物にいったり。
なんとマイ自転車を購入。家の前が私道なので、いい練習場所なのです。オキナワじゃ、暑くて自転車なんか乗ってないらしい。見ているとコーナーをブレーキかけないで曲がるので、あぶなかっしい。おまけにとキックボードも買いました。
江ノ島水族館のお泊まりナイトツアーや、横浜の大自然超体感ミュージアム、オービィにも行きました。パピーは両方ともお仕事で残念ながら一緒にいけず。カラオケには一緒にいけたけど。
あっという間の一ヶ月。これほど早い日々はなかったほどです。それだけパピーは楽しかったんだろうなぁ〜。娘はどうだったんだろう。
帰る日に羽田空港行きのリムジンのバス停まで送りに行きました。笑顔で「またね〜」と手を振りながら。あとから嫁にきいたところ、バスの中でズッと泣いていたらしい。コドモのくせに、パピーに泣き顔を見せないようにしていたそうです。ジ〜ン、再び。
でも、ジャ〜ン、11月に本格的にオキナワから帰ってくるのです。自転車もキックボードも玄関に雨に濡れないようにおいてあるよー。帰ってくるのを楽しみに、待ってるよー。あたり前のことを、あたり前に少しでもできた、とてもいい夏の思い出です。
column by 細村剛太郎/GotaroHosomura
家族の沖縄移住を機会に、いい年こいて某大学院に在籍。メディアを研究
晴れて2013年、文化科学研究科文化科学専攻修士課程修了
すべては勉強の好きな娘のため
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