皆さんの、この夏のスペシャルな出来事はなんでしたか?
私の場合、夏の日本への短い帰省はほとんど仕事に忙殺されましたが、残りの僅かな時間は息子たちと過ごすことにしました。
そんな中どうしても外せないミッションは、長男が夢のウエストコーストのキャンパスライフに旅立つ前に、
応援メッセージをしっかりおくること。そうです。
前回のコラムで触れた、3人分の反抗期を一手に背負っていたような、あの長男です。
今回も会っていたのは長い時間ではなかったのですが、彼の語り口、しっかりしたビジョンを聞いて安心しました。
何より、表情が昔の優しい顔つきに戻っていましたし。
ばたばたしていた私は、彼のアメリカへの出発を見届けることもできずにパリに帰国。
そしてなんとか飛び立つ直前に、「アメリカンドリームがきっと実現するわよ」とメイルでエールを贈ることができました。
「ありがとう。がんばります」
もともと口数の多い子ではありません。
たった二言でしたが、この言葉がこの夏一番のスペシャル。
私がもらった大切なギフトでした。
「西海岸って、最高よね。年に3回くらい遊びに行くかもよ」 「えーそんなに来なくていいよ」 |
こちらは極楽トンボのような次男と三男。 若さは暑さしらず。日本の夏を謳歌してます。 |
column by 岩本麻奈/Iwamoto Mana
コスメティック協会代表理事、皮膚科専門医
東京女子医大卒、慶応大学医学部で研修。市中病院で勤務ののち1997年に渡仏
現在はコスメプロデューサー、クリニックのコンサルタント
化粧品会社コンサルタントを務める傍ら、美容ジャーナリストとしても活躍
オリジナルコスメ『マジエージュ』も評判
近著に『女性誌にはゼッタイ書けないコスメの常識』(ディスカバ-21)と多数
20,19,18歳の母でもある
www.dr-mana.com
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