-009.7年ものの大判ガーゼ

photo©manabu MATSUNAGA
photo©manabu MATSUNAGA

2004年の春、初めての出産を控えた私は、クリニックからの持ち物リストに沿って、買い物の毎日。

何をどこで買えばいいのかさえ、全くわかりませんでした。
リストの中のひとつ“ガーゼ”

“ガーゼ”ってあのハンカチくらいの大きさで、フワッと柔らかいもの?
ところが…フランスでは“ガーゼ”が大きくて、フワッとしていない!!
私が愛用しているものは60cm×68cmという長方形サイズ。
糸自体が日本の物より太いのでしょうね。とてもシッカリとしています。
そう、この写真のガーゼですが、これは長女、長男、そして次女が7年に渡って使っています。
一体、何回、洗ったのだろう?今では、随分とやらかくなっています。
フランスでは誰もが使っているこのガーゼ。使い道も幅広い!!
ベビーベットの頭の部分に敷いたり、授乳やミルクのときによだれかけ替わりに。
ゲップをさせる時には自分の肩にサッとかけたり、外出時のオムツ替えのときに使ったり。
肌寒いときには、べべに掛けてあげたり…もう色々!!
常に1・2枚は自分のバックやママバックに入れています。
子供達がおおきくなっても使えますし、キッチンで使ったり、タオル替わりに使っている人もいるんですよ。
我が家はまだまだガーゼのお世話になっています。

column by  中村江里子/Nakamura  Eriko
1969年東京都生まれ
立教大学経済学部卒業後、フジテレビのアナウンサーを経て、フリー・アナウンサーとなる
2001年にフランス人のシャルル エドワード バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す
妻であり、3児の母でもある
現在は、パリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆、講演会等などの仕事を続ける
「エリコ・パリ・スタイル」(マガジンハウス)「ERIKO STYLE暮らしのパリ・コラージュ」(朝日新聞出版)

新刊「女四世代、ひとつ屋根の下」「マダムエリコロワイヤル」ともに(講談社)と多数
http://www.eriko-nakamura.com

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コメント: 2
  • #1

    幸代 (金曜日, 29 3月 2013 11:07)

    子供に対してマイナスのイメージしかなかった私ですが、江理子さんの生活を読ませて頂いてると、子供のお世話も、とても愛しい行為に思えてきます。

  • #2

    Jesus Trask (日曜日, 22 1月 2017 14:12)


    Hey there just wanted to give you a quick heads up. The text in your content seem to be running off the screen in Firefox. I'm not sure if this is a format issue or something to do with browser compatibility but I thought I'd post to let you know. The design and style look great though! Hope you get the issue fixed soon. Thanks