-006.le coton

東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして、被災地の方々…一日でも早く、穏やかな生活が出来るように、
わたしたちは「何が出来るのか」常に考えています。
まだまだ寒い被災地に、早く暖かい風が吹きますように…

 

 

べべのいる生活…単調だけど穏やかで愛、溢れる、大切な時間。
同じことの繰り返しのようで毎日、違う。
我が家の8ヶ月の次女も、オムツ替えの時に、体の向きを変えたり、足をバタバタさせたり…

今までよりもちょっと時間がかかるようになってきました。
この一日に何回もするオムツ替え。
私は少なくとも一歳までは、この大判のコットんを使っています。
そう、あのメイク落としやローションをつける時に使う化粧用コットンを大きくした感じ。
写真の丸いコットンが日本のもの。私が使っているのは11×8.5センチです。
おしりふき用のローションも売っていますが、私はぬるま湯で濡らして使っています。

ウェットティッシュがパリでも主流ですが、こんな風にしているママンもいるのです。
“濡らす”というひと手間はかかりますが、習慣になってしまうと全く平気!!

長女が半年の時、日本に行きました。今から6年半前…
当然、日本にもこの大判コットンがあると思っていたのですが、どこを探してもない…
ウェットティッシュをとりあえず買いました。

しかし、このウェットティッシュも、後に分かったことですが、フランスの物の
ほうが厚手で大きく、含まれているローションの量も多 く、一枚できれいに拭き取れるのです。
フランスのほうがすべて大き目?なのでしょうか。

今は上の二人もオムツ替えを手伝いたがります。
長女に「コットンを濡らしてきて!!」と。
私ほど力強く絞れない長女の絞り加減は丁度よく、そのたびに褒めています。
汚れたオムツを捨てるのは長男の仕事。
べべも交じって、ワイワイ、ガヤガヤ…とっても楽しいひと時です。

 

 

 

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column by  中村江里子/Nakamura  Eriko
1969年東京都生まれ
立教大学経済学部卒業後、フジテレビのアナウンサーを経て、フリー・アナウンサーとなる
2001年にフランス人のシャルル エドワード バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す
妻であり、3児の母でもある
現在は、パリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆、講演会等などの仕事を続ける
「エリコ・パリ・スタイル」(マガジンハウス)「ERIKO STYLE暮らしのパリ・コラージュ」(朝日新聞出版)

新刊「女四世代、ひとつ屋根の下」「マダムエリコロワイヤル」ともに(講談社)と多数
http://www.eriko-nakamura.com