-006.ナタリー・レテのセラミック

ショコラマガジンでも人気のアーティスト『ナタリーレテ』。
私も彼女自身、彼女の作品の大ファンです。

彼女の作品の中でも特に大好きなのがセラミックの作品です。
何年か前に出会ったナタリーレテの赤ずきんちゃんのセラミック。
もともと赤ずきんちゃん好きな私には、気絶しそうなくらいの衝撃だったのを 覚えています。
ナタリーにエキシビジョンのプロジェクトを聞いてから『欲しい、欲しい』と訴え続け、

自分の誕生日に とっておきのプレゼントをしようと何体もある赤ずきんちゃんの中から、

『ピン!』ときたものを我が家に迎えました。

後ろにおおかみがタトゥーのように刻まれているのがポイントです。

蚤の市でみつけた赤ずきんちゃんの絵の横に飾ってあります。

今年ナタリーから送られてきたメールでまた衝撃が!
今度はフクロウのセラミックではありませんか!

ヨーロッパではフクロウは幸運のモチーフ。
あの真ん丸な目で首が360度も回ってしまうミステリアスな出で立ち。。。
大好きなんです。フクロウ。。。
特に好きなのはミミズクと言われる耳のあるものでフランス語では『Hibou』と言われています。

ミミズクとは耳木菟と書き、耳のある木の上にいる菟(ウサギ)を意味しています。
ミミズクの足がウサギの足によく似ているため木の上の兎と言われるようになったようです。
でもこの耳は聴覚の機能はなく、羽角と呼ばれる羽毛なのだそう。

なんともミステリアスです。

ナタリーの作品にもいろいろなタイプのフクロウがいましたが、やはり私はミミズクをチョイス。
ナタリーには『美人さんを選んだわねー』と。

そう言われればまつげバザバザ目力ばっちりの美人を選んでました。

今は赤ずきんちゃんと並んで私の家のサロンでパトロールしてくれているミミズクですが、

いずれは子供部屋でパトロールしてもらおうと思っています。
その時にはとっておきのHibouの歌と何ともミステリアスな森のお話をしてあげようと今から楽しみにしています。

ナタリーのセラミックが揃っているお店
Astier de Villatte
175, rue Saint-Honore 75001 Paris
01 42 60 74 13
11h00−19h30 日・祝日定休

column by タカナカ マサエ/Takanaka Masae
パリ在住スタイリスト
モビレットに乗ってパリをパトロール中