-004.La cité des enfants

日本から友人とその子供達が遊びに来た。

8才と10才の男の子なので、ミュージアムでは、きっとエネルギーが発散できないし何処がいいだろうと悩んだ挙句、
外で走り回るスペースもあり、遊びながら実験、体験のできる ”La Cité des Enfants”に行こうという事に決定。天気も良く、

ピクニックの準備を持って出かけた。
一度予約せずにいったら希望の時間に入れなかったので、今回はちゃんとインターネットで出発前に予約。


 La cité des enfantsはヴィレット公園の中でも我が家の子供達もお気に入りのスペース。2-7才、5-12才とふたつの部屋に分かれている。今日はうまい具合にみんな5-12才の部屋に当てはまった。でなければ、2チームに分かれるか、だれかが(大体において年上の子が)譲って年令外の部屋に付きあわされることになる。ちなみに2~7歳用の部屋にも”水遊び”’工事現場体験’”バランス感覚を試す遊具”など5個のコーナーがある。

ピクニックと芝生でひと遊びしたあと、切符売場に予約済みチケットを発行してもらいに行く。その後入り口前の待合室で会場時間をまつ。その真ん中にある大きな足が何本もあるオブジェは、よく見るとそれぞれの足がおかしな動物の姿だった。子供達はその周りをぐるりと回りながら「あっ、これは蛇なんだー。」「こっちは、ウサギだよー」と楽しそうに時間待ち。
開場10分くらい前には着いておくことをお勧め。時間を過ぎると、途中からは、中に入れてもらえないのでご注意。

ゲートが開くと みんな目指すテーマに向かって駆け込んでいく。1番人気は ”Les jeux d’eau” 水遊びのコーナー。

きっと外から見えて楽しそうな感じがするからかな。
私と10歳の日本から来たショーンは、2メートル以上もある水時計が気に入ってポタポタしずくの落ちる様子に見入ってしまった。
他にも、水鉄砲でプラスチックの玉を打って上のほうまで持ち上げたり、水圧を利用したゲーム的なものがこのコーナーにはいっぱい。

他にLe jardinジャルダン, Le corps身体,L'usine工場,Le studio TVテレビスタジオ,Communiquerコミュニケーションのコーナーがある。
Le jardin の中には、アリの巣を拡大したものがあり巣の中をありの気分で探検できたり、蝶をはなしてある温室がある。

手をかざすとそっと指先に停まりに来てくれたるするので、10歳の長女はそこからなかなか出てこなかった。
Le studio TV では、アナウンサーや、天気予報プレゼンテーター、それらを映すカメラマンになったりできる完全になりきっている子やかなり恥ずかしがってる子等、それぞれの性格が出るので見てる大人も楽しい。
「2時間経ちましたー、皆さん出口のほうへ進んでくださいー」という係りの人の声に、子供達は「エー、もう時間ー?」

「まだ全部みてないよー」等と残念そう。私たちも6つあるコーナーのうち2つが見れず、また来ようねとしぶしぶ出口へ向かった。

さらに、同じチケットで自然がテーマの15分の3Dドキュメント映像も、隣の会場で見れるので、こちらもお忘れなく。
 
Cité des sciences & de l'industrie
30. avenue Corentin-Cariou 75019 

メトロ/ Porte de la vilette
火曜〜土曜10h-18h/日曜10h-19h/月曜休館
インフォメーション、予約/cite-sciences.fr

column by ジャックゴルノー 純子/Jacgorno Junko
アクセサリー・デザイナー/たまにコーディネーター
2007年よりヴィンテージパーツを使用したアクセサリーブランド”j.jacgorno”をはじめる
作品はクリエーターが集まる展示会やマレ地区のブティックCULOTTE紹介
娘二人の母でもある