-004.作者の住んでいた場所を訪れると、本を読むのがもっと楽しくなる

夏休みを利用して、パリから200km離れた街Amiensに行ってきました。

目的は「海底2万里」「80日間世界一周」などで日本でも愛読されている、作家Jules Verneの家を訪れること。

 その家は、4フロワーの大邸宅。

1階のダイニングやサロン。2階の初期の新聞の連載記事と書斎。

3階の床は80日間世界の旅をイメージした世界地図。4階は船室を思わせる窓や海賊のガラクタたち。

部屋ごとの面白い展示から、彼の作品への興味は高まっていきました。

 

Maison de Jules Verneの見学し終わった後に、売店でじっくり選んだのがこの3冊。同じ小説でも年齢に別れて何冊も出版されているので、とても嬉しい。

使われている単語の数が表記されているので、それを基準に選ぶこともできます。MOEは小学校低学年用の600字から1.500字のレベルです。左からDeux ans de vacances (1888) 『十五少年漂流記』/Cinq semaines en ballon (1863) 『気球に乗って五週間』/Le Tour du monde en quatre-vingts jours (1873) 『八十日間世界一周』。

かならず作者のプロフィールのページがあるので、どんな時代に生きた、どんな人が書いたかということもわる。

 

 

http://www.jules-verne.net/maison-jules-verne.html

Jules Verne/ジュール・ベルヌ

1828年フランスの異国情緒豊かな港町ナントで生まれる。

サイエンス・フィクション、冒険小説、児童文学
代表作はVingt mille lieues sous les mers (1870) 『海底二万里』

Le Tour du monde en quatre-vingts jours (1873) 『八十日間世界一周』
1883年にはアミアン市会議員に当選し死ぬまで在職した。

1905年(満77歳没)

column by chocolatmag